健康と美を作る女性ホルモン・エストロゲンの働きを徹底解明
めまいはふらっとする程度のものから、ぐらぐらと景色が回転して見えるものまで、さまざまです。更年期になってから起こるめまいは、ひどくなると生活にも支障をきたしてしまうため、しっかりとめまい対策をしておきましょう。
急にふわっとする…それはめまいの症状です。一時的なめまいで、頻繁に起こることがなければ特に問題はないでしょう。めまいは誰にでも起こるものなので、それほど心配する必要はありません。しかし、頻繁に起こる、ひどいめまいで歩けなくなる…というときには要注意です。
私たちの体は、筋肉から感じた情報を脳に送って、それを処理することによってバランスが保たれています。しかし、情報がうまく脳に送られなくなってしまうとどうなるでしょうか?バランスが崩れることになります。うまく処理ができないと、めまいを引き起こしてしまうのです。
更年期障害で起こるめまいの種類を解説します。
ぐるぐると周りの景色が回転して見えるのが、グルグルめまいですね。同時に耳鳴りがしたり、吐き気も起きやすくなります。
浮いているような感じがする、ふわふわめまいといわれています。船に乗っているような感覚になり、長時間繰り返すこともあります。
クラクラめまいと言われていますが、立ち上がったときに目の前が真っ黒になったり、真っ白になったり、血の気がさーっと引いていくような感覚になるものです。長時間立っていても起こることがあります。
めまいの原因は、情報がうまく伝達されないため起こります。ではどうして情報がうまく伝達されないのでしょうか?その理由は、更年期になって起こるホルモンバランスの乱れとそれに伴う症状で起こるストレスです。
エストロゲンが減少してしまうため、脳が混乱をきたして自律神経の働きも乱れます。そして、その影響が情報を伝達できないようにして、めまいが引き起こされるのです。
めまい対策としてまずするべきなのは、ホルモンバランスの乱れを整えること。イソフラボンのようにエストロゲンと同様な働きをする成分を補いホルモンバランスを整えましょう。同時に、免疫力の低下や自律神経の乱れも起きているので、免疫力を高める成分や神経に働きかける成分も併せて摂取し、体に必要な栄養素をバランス良く摂るようにしましょう。
食事での摂取が難しいときには、サプリメントで補うのがおすすめです。