健康と美を作る女性ホルモン・エストロゲンの働きを徹底解明
自分の女性ホルモンの分泌量は正常値なのかと疑問に思ったことはありませんか?不調ではないので病院に検査にいくのも…と思っている方向けに簡単にできるチェックシートを用意しました。
簡単な質問に答えるだけで、エストロゲンの値が高いのか低いのか、おおよそのレベルを知ることができます。なるべく直感で答えるようにしてくださいね。それでは、スタート!
以上です。いかがでしたか?
Yesの数が0~5個
エストロゲンはとても少なめ。今まで幾度となく恋愛のチャンスを逃していませんか?正義感の強いしっかり者なのは良いことですが、その性格が逆に男性を寄せ付けない原因になっているかもしれません。もっと男性に甘え、誘惑したり、時には「負けてあげる」ことで恋愛の要素が増え、エストロゲンも作られるようになりますよ。
Yesの数が6~11個
エストロゲンはやや少なめ。男性に素直になりきれなかったり、先に惚れたら負けと思っていませんか?恋愛は勝ち負けではありません、男性に助けを求めたり弱い部分をさらけ出すなどの隙を作ることで、より女性らしく行動できるでしょう。もっと自分の気持ちに正直に行動すれば、エストロゲンも豊富に出て女性らしい振る舞いが自然にできるようになります。
Yesの数が12~17個
エストロゲンは正常値。女らしい部分、男勝りな部分を持ち合わせ、相手によって上手に使い分けることができる世渡り上手なタイプです。普段は女性らしく、男性が弱気なときは自分から進んで道を示すようにすれば、もうあなたを手放すことができなくなるでしょう。ただし恋愛にのめりこみすぎるとエストロゲンが過剰に出て、正常な判断ができなくなる可能性がありますから気をつけましょう。
Yesの数が18~23個
エストロゲンはやや多め。しかも自分の芯もきちんとあるので、男性からの人気もかなり高いはず。しかし彼氏ができるとエストロゲンがさらに増えて彼しか見えなくなり、依存しすぎたり、多くを求めて「重い」と言われることも多いので、気をつけてください。彼についていくのではなく、自分が彼を引っ張るくらいの意識でいれば、女性ホルモンの暴走は抑えられます。
Yesの数が24個~30個
エストロゲンはかなり多め。女性らしいボディラインと雰囲気、性格で常に男性からモテモテ。女性としては完璧に近いですが、いざ恋愛となるとエストロゲンの多さが影響し、一途になりすぎ回りが見えなくなってしまい、遊び人やダメ男を掴みやすい傾向があるので注意してください。彼にアドバイスできるくらい自分の芯を持てば、もう怖いものはありません。
エストロゲンが少なすぎると、生理不順や体調不良、排卵障害などを引き起こす可能性が高くなります。さらに年齢を重ねると、更年期障害による様々なトラブルに見舞われる恐れがでてきてしまいます。
なるべく正しい生活習慣を心がけると共に、意識して大豆食品や食物繊維を摂取していきましょう。
それに加え、やはり「恋」はエストロゲン増加の大事なエッセンス。実際に誰かを好きにならなくとも、理想の相手や芸能人をモデルにときめくシチュエーションを想像したりするだけでも効果は充分。しばらく恋をしていない方は、妄想恋愛でエストロゲンを高めてください!
正常なエストロゲンの数値は、月経周期によって異なります。表にまとめたので、チェックしてみてください。
月経周期 | 排卵量(1mlあたり) |
---|---|
卵胞期前期 | 11~82 pg(ピコグラム) |
卵胞期後期 | 52~230 pg(ピコグラム) |
排卵期/排卵日 | 120~390 pg(ピコグラム) |
黄体期 | 9~230 pg(ピコグラム) |
※卵胞期とは月経開始から排卵までの期間のこと。黄体期とは排卵後から月経までの期間のこと。
参照元: プラスウェルネス(https://www.pluswellness.com/dictionary/checkup/010006.html)
また、エストロゲンの正常値は妊娠中か否か、閉経後か否かによって大きく変化します。とくに閉経後は分泌量がガクッと低下し、更年期障害の原因になってしまうのです。
妊娠中 | 排卵量(1mlあたり) |
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妊娠前期 | 2,300~7,400 pg(ピコグラム) |
妊娠中期 | 9,700~18,400 pg(ピコグラム) |
妊娠後期 | 16,500~32,400 pg(ピコグラム) |
参照元: プラスウェルネス(https://www.pluswellness.com/dictionary/checkup/010006.html)
閉経後 | 排卵量(1mlあたり) |
---|---|
閉経後 | 22 pg(ピコグラム)以下 |
参照元: プラスウェルネス(https://www.pluswellness.com/dictionary/checkup/010006.html)
正確なエストロゲン値を知りたい場合は、女性ホルモン検査を受けましょう。女性ホルモン検査は、採取した血液に含まれる卵巣ホルモンと下垂体の卵巣刺激ホルモンの数値を計測します。この検査をすることによって、卵巣機能の状態、更年期、閉経の可能性がわかります。
下記に該当する場合は、エストロゲンの数値を測るために、女性ホルモン検査を受けるのがおすすめです。
エストロゲンの数値が正常値より低いか高いかで分かることがあります。
エストロゲン値が正常値より低い場合は、卵巣機能が低下していることが考えられます。生理不順や無月経、無排卵がエストロゲン値が低いときの主な症状。そのほか不妊症や、妊娠中の場合は切迫流産のリスク、閉経の可能性などもあるそうです。
エストロゲン産生腫瘍ができている可能性があります。卵巣にエストロゲンを過剰分泌させてしまう腫瘍が発生した状態で、手術で取り除かなくてはいけません。代表的な症状には重い生理不順が挙げられます。
エストロゲンを増やすために、ホルモンバランスを整える成分に着目しがちですが、それだけでは足りません。その他、免疫力をアップさせる成分、神経に働きかける成分も併せて摂るようにしましょう。
エストロゲンを増やすためには、イソフラボンの摂取がおすすめ。イソフラボンは女性ホルモンと同様の機能を果たしてくれます。エストロゲン不足を補うことで、もう1つの女性ホルモンであるプロゲステロンとのバランスも整うようになります。
エストロゲンの減少で免疫力を低下させてしまいます。これは自律神経が乱れることも大きく影響しているからです。そのため、月経前など、エストロゲンが減少したときは風邪をひきやすくなります。免疫力をアップさせる成分を積極的に摂り入れましょう。
自律神経の乱れによって、心の不調が起きてしまいます。神経に働きかける成分を補うことによって、自律神経を整えることができるでしょう。エストロゲンの増加にも効果的です。神経に働きかける成分も一緒に補っておきましょう。
エストロゲン不足の更年期の時期は、特にこの3つの成分を意識してバランス良く摂取するようにしましょう。
不足したエストロゲンを増やしたいとき、まずは食生活を見直しましょう。栄養バランスのとれた食事を3食きちんと摂ることが基本です。
でも、栄養バランスに注意した食事をつくるのが難しいときもありますよね。更年期に入ると食欲が落ちたり、仕事や家事に追われて食事がおろそかになったりすることも…。「きちんと栄養を摂らなきゃ」という思いが、ストレスになってしまうことも考えられます。そんなときはサプリの活用を検討してみましょう。
サプリは、不足しがちな栄養成分を手軽に補える、心強いサポートアイテム。選ぶ際は、先ほど挙げた3つのポイント「ホルモンバランスを整えるための成分」「免疫力をアップさせる成分」「神経に働きかける成分」に着目するのが◎です。
次のページでは、エストロゲン不足の際に摂りたいおすすめのサプリをまとめました。愛用している女性の口コミも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。