健康と美を作る女性ホルモン・エストロゲンの働きを徹底解明
女性ホルモンの一種である卵胞ホルモン(エストロゲン)を増やす働きがあるブラックコホシュについて解説しています。
ブラックコホシュは、北アメリカに生息するハーブ。更年期障害や月経前症候群の症状を緩和させるとして注目されており、かつては「女の根」と呼ばれていたそうです。
ブラックコホシュには、卵胞ホルモン・エストロゲンのような働きをするイソフラボンだけでなく、タンニンやトリテルペン配糖体が含まれています。実は、トリテルペン配糖体もエストロゲンを補ってくれると言われています。
そのため、アメリカではブラックコホシュのサプリが大人気だそうです。
とても効果が高いので、他ハーブなどとの飲み合わせをきちんと確認してから摂取するようにしましょう。
効果としては、バストアップや更年期障害の改善、月経前症候群の緩和、ホルモンバランスが崩れて起こる動機や息切れ・ほてり・むくみ・発汗などといった症状の緩和に効果を得ることができます。
エストロゲンが少ない場合には、補うと同時に、過剰になっている場合は抑制する働きがあるのです。
副作用は特に心配ありませんが、肝機能には若干の影響を与える可能性がありますので、肝臓に心配を抱えている方は気を付ける必要があります。また、ハーブで飲む場合、苦味を感じやすいため、サプリメントで飲むことをおすすめします。
ブラックコホシュはホルモンバランスを整えてくれる効果があるため、エストロゲンの減少によって起こる不調を改善することができます。そこで1つ注目してほしいのが、骨粗しょう症の予防効果。骨の代謝のバランスが乱れてしまうと、骨を壊す細胞ばかりが活発になり、新しく骨を作る細胞が間に合わなくなってしまいます。その結果、骨の内部がスカスカになる骨粗しょう症を招いてしまいます。
ブラックコホシュによるエストロゲン様作用で、骨粗しょう症対策もできます。
ブラックコホシュ最大の特徴であるホルモンバランスを整える効果を利用して、更年期障害の解消に役立てましょう。
ただし、エストロゲンを増やすために、ホルモンバランスだけを整えるのではたりません。
更年期障害の時期は、免疫力の低下や自律神経の乱れも起こりがち。
ホルモンバランスを整えるのはもちろん、免疫力を高める成分や神経に働きかける成分をバランス良く摂取して、加齢によるエストロゲン不足を補いましょう。毎日継続して摂取するためにも、サプリメントで摂取するのがおすすめです。
参照元: わかさ生活(http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/black_cohosh/)