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高血圧

高血圧は日本人なら気を付けなくてはいけない症状といわれていますが、更年期に起こる特有の高血圧もあります。今まで低血圧だった人でも起こる可能性がある、更年期の高血圧をしっかりと対策しましょう。

更年期に起こる高血圧の症状

更年期になると、高血圧で悩む人がとても増えます。「急に血圧が高くなってきた」「特に高血圧になる心当たりがない」という人は、更年期がきっかけで高血圧になっている可能性が高いでしょう。「昔から低血圧だし、血圧が高くなるとは考えられない」と思っていても、更年期になったら気を付けなくてはいけません。

年代別に見る女性の血圧状況(単位:%)

血圧状況 30代 40代 50代 60代
至適血圧 72.7 52.5 28.2 13.7
正常血圧 17.6 19.4 23.2 18.5
正常高値血圧 6.2 16.0 18.6 21.9
1度高血圧 3.2 9.6 21.5 34.1
2度高血圧 0.3 1.9 7.6 8.8
3度高血圧 0 0.6 1.0 3.1

参照元:厚生労働省「平成22年国民健康・栄養調査報告」より(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou/dl/h22-houkoku-01.pdf)

上の表を見てみると、血圧が高い女性は正常高値血圧と判断された人も含めて、30代では約10%しかいません。しかし、40代になると約30%に増加。50代に入ると約50%と半数になり、60代では約70%まで増えています。更年期になる40代を境に、高血圧の人が急増していることが、表からもはっきりとわかります。

高血圧は更年期が終わっても続いてしまう場合も…

更年期に発生した高血圧をそのまま放置してしまうのはNGです。ホットフラッシュや疲労感、イライラといった更年期障害は、更年期が終われば治まるものですが、高血圧は慢性的になって、そのまま続いてしまう場合が多いです。「そのうち治るから」と放置せずに、早めに対策をしていきましょう。

高血圧の原因

更年期になってから起こり始めた高血圧は、自律神経の乱れが主な原因です。女性ホルモンの1つであるエストロゲンが分泌されにくくなることが原因で、更年期障害を招いてしまいます。エストロゲンの減少は自律神経の乱れも招き、交感神経と副交感神経のうち、交感神経の働きを活発にします。

交感神経は活動モードなので、常に神経が張り詰めているような状態ですね。昼間は交感神経が活発で、夜は副交感神経に切り替わっていくのですが、それができなくなるのが更年期障害。緊張している状態が続いていると、血圧も高いままになってしまいます。それが更年期の高血圧です。

更年期高血圧への対策

更年期の高血圧へ立ち向かう方法を紹介します。

血圧測定を行って血圧の変動パターンを把握する

まずは、朝と夜に血圧測定を行って、自分の血圧状態をチェックしておきましょう。体調が悪くなった時は、その都度血圧を測るのがおすすめです。血圧が急に上がった場合は、そのときの体調やストレスの有無、睡眠時間などをメモしておくと、予防にもつながります。また、高血圧を防ぐ生活習慣を身につけることも大切です。

高血圧を予防するために取り入れたい生活習慣5つ

1.減塩を目指す

塩分の高い食事を続けていると、高血圧が悪化してしまいます。普段の食事で塩分を摂り過ぎていないか、まずは見直しから始めてみましょう。

減塩のポイントは「しょうゆやソースの使用を控える」「薄味に慣れる」「ラーメンやそばの汁を全部飲まない」などが挙げられます。

2.ミネラルを積極的に摂る

カリウムやマグネシウムといったミネラルには血圧を調整する働きがあります。これが多く含まれる野菜や果物、海藻類、ナッツ類を積極的に摂るようにしましょう。

また、ミネラルの一種であるカルシウムも重要です。カルシウムが不足すると血圧が上がってしまうため、意識して摂ってくださいね。

3.適度な運動をする

高血圧を改善するためには、適度な運動を心がけましょう。適度な運動は交感神経を静めて血管を拡張し、血圧を下げる効果が期待できます。

運動する際は、ウォーキングや水泳、サイクリングといった有酸素運動がおすすめ。無理な運動は逆に血圧を上昇させてしまう恐れがあるので、ほどよい運動が良いでしょう。

4.適度な飲酒と禁煙を心がける

アルコールを飲み過ぎてしまうと、血圧が高くなります。飲酒中に眠くなったり足元がふらついたりするのは、飲み過ぎの合図。飲酒は控えめな量を心がけましょう。

また、タバコを吸うと一時的に血圧が上昇してしまいます。高血圧の人は、タバコの本数を減らすようにしてくださいね。

5.ストレス解消法を見つける

ストレスも血圧を高めてしまう要因の1つです。ストレスをため込み過ぎないようにしましょう。「友だちと楽しくお喋りする」「散歩や趣味の時間を楽しむ」「音楽やアロマで癒される」など、自分なりのストレス解消法を見つけておくと良いでしょう。体と心、その両方に負担がかからない生活を目指しましょう。

エストロゲンを増やすには

更年期による高血圧をはじめ、すべての更年期障害はホルモンバランスの乱れが影響しています。まずは不足しているエストロゲンを増やしましょう。エストロゲンと似た効果が期待できるイソフラボンなどの摂取がおすすめです。

また、更年期は免疫力の低下や自律神経の乱れが起こりえます。

ホルモンバランスを整える成分の摂取はもちろん、免疫力を高める成分、神経に働きかける成分に着目し、体に必要な栄養素をバランス良く摂取しましょう。

食事とサプリ、両方で対策するのがおすすめ

バランスのとれた食事はとても大切ですが、必要な栄養を毎日食事から摂取するのは容易ではありません。また、更年期のあいだは代謝機能も低下しています。そのため、栄養が不足しがちです。手軽に利用できるサプリを使って、効率良く栄養を摂取すると良いでしょう。

サプリには薬のような即効性はありませんが、長期的に摂取することで徐々にその効果を発揮します。更年期の辛い症状を緩和できるうえ、不足しがちな栄養を補えるので、健康維持にも役立ちますよ。

次のページでは、エストロゲンの分泌量増加に役立つおすすめのサプリをまとめました。サプリの特徴や愛用している女性の口コミも掲載しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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