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子宮筋腫

ここでは、エストロゲンと関連のある病気の一つ、子宮筋腫について詳しく解説しています。

子宮筋腫の原因とは

子宮筋腫は、月経のある女性の4人に1人にできるといわれています。

子宮壁にできるコブのような良性の腫瘍で、筋肉が異常増殖したものを指します。悪性腫瘍に変化することはほとんどありません。症状の出方や強さ、治療の時期も人それぞれ異なってきます。

筋腫ができる原因はハッキリとはわかっていませんが、一説では生まれた時には既に子宮筋腫の芽が形成されている(胎児の頃、子宮が形成される時点で染色体に異常が出て子宮筋腫の芽が生成される)のでは?と言われています。

また、子宮筋腫は卵巣から分泌される女性ホルモンが影響して発育するとされています。そのため、閉経後は自然と小さくなることが多いようです。

エストロゲンが子宮筋腫を成長させる?

子宮筋腫を大きくする原因はエストロゲンと言われています。そう言われるのは、エストロゲンの分泌が少ない人のほうが、子宮筋腫が成長しづらいためです。

例えば、妊娠する回数が多い女性と妊娠しない女性はどちらが子宮筋腫が成長しやすいか、それは妊娠しない女性です。妊娠しない女性は、エストロゲンが優位な状態で過ごす期間が増えるため、それが影響して子宮筋腫が大きくなってしまう、とされています。

しかし一方で、閉経後に筋腫が大きくなってしまう人もいるので、女性ホルモンだけでなくストレスや免疫力の低下なども子宮筋腫の成長要因となっていると考えられています。エストロゲンだけが原因とは言い切れません。

子宮筋腫は遺伝する?

子宮筋腫はエストロゲンが原因とされていますが、実は遺伝する病気であるとも言われています。しかし、どうやって遺伝するのか…それがまだ解明されていません。そのため、遺伝はしないのでは、というのが現代では考えられています。

ただし、遺伝かも、と思ってしまうようなことはいくつかあります。例えば、生活習慣や体型などは子宮筋腫に影響していますよね。それらが似てしまうのが親子です。同じ家で過ごし、同じ食生活や生活習慣でずっと生活していると、似るのは当然。そのことから、子宮筋腫は遺伝する、といわれるようになったのではないでしょうか。

できた場所によって異なる子宮筋腫の症状

症状がまったく出ない人も多いですが、貧血、便秘、頻尿、月経痛などの症状が受診のきっかけとなっているようです。

子宮筋腫の種類は下記の4つに分類され、子宮のどの位置に筋腫ができるか、また、その大きさや数によって症状の表れ方が異なります。

筋層内筋腫

子宮壁を構成している平滑筋という筋層内の筋腫。一番多くの女性がなりやすい子宮筋腫です。小さいものであればほとんど症状がないですが、大きくなると月経時に経血が増えたり、不妊の原因になります。

粘膜下筋腫

筋腫が子宮の内側に向かってできます。子宮内膜に筋腫の栄養血管が露出して、月経時に大出血しやすくなる特徴があります。また、過多月経になるので貧血が強く出てしまうため、手術が選択されることが多いです。不妊の原因にもなる筋腫です。

漿膜下(しょうまくか)筋腫

筋腫が子宮壁の一番外側にでき、外に向かって大きくなり、子宮から突出してしまうこともあります。

過多月経や貧血などの症状が出ないので気付きにくいのが特徴。筋腫が大きくなると膀胱・直腸など他の臓器を圧迫して「頻尿」「便秘」などの症状を起こすことも。

頸部筋腫

筋腫が子宮の膣側にできます。大きくなると過多月経となり、強い貧血状態に。その段階になると手術になります。

子宮筋腫の治療法

子宮筋腫の治療は、年に1度の経過観察、女性ホルモンの分泌を止める薬物治療、そして手術といった方法がとられます。治療方法は筋腫の場所や数、大きさや年齢などを複合的に考えて選択されます。

また、子宮筋腫は免疫力が高ければ成長しない、または成長速度を遅くすることができると考えられています。生活習慣や食生活の見直し、ストレスの緩和などで免疫力が下がらないように普段から気を付けることが大切です。

子宮筋腫を予防するために、免疫力を高める

子宮筋腫の予防として、まず考えなくてはいけないのが免疫力を高めることです。子宮筋腫も病気の1つですが、体が弱っていると、どんどん体内で大きくなって悪化してしまいます。免疫力を高めて子宮筋腫が大きくなるのを防ぎましょう。

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