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【番外】男性にもある

女性ホルモン・エストロゲンは、男性の体でも分泌されています。また男性ホルモン・テストステロンも、女性の体でも分泌されているのです。

エストロゲンとテストステロンの影響について紹介します。

女性ホルモン・エストロゲンと男性ホルモン・テストステロンの影響とは

女性は女性らしい身体やお肌を保つのはもちろん、妊娠や出産に備えるため、女性ホルモンであるエストロゲンを周期的に増減させながら体のバランスを保っています。

生理前のメンタル的な部分に影響を及ぼし、攻撃的になるのはテストステロンという「男性ホルモン」の影響。

女性にも男性ホルモンが影響を与えるように、男性も女性ホルモンであるエストロゲンにより様々な影響を受けているのです。

ただし、女性のように感情に影響したりはせず、体の中で良い影響ばかりをもたらしてくれるものだそう。

まずは、男性型脱毛症。男性ホルモンであるデヒドロテストステロンが毛根を破壊してしまうために男性型脱毛症が起こるのですが、脱毛症を改善するにはエストロゲンの摂取が有効。

また、疲労回復、前立腺肥大の症状緩和、精力増強、白内障や緑内障にも効果があるとされています。

女性の閉経後は、男性よりもエストロゲンが少ない?!

女性のエストロゲンは閉経後ガクンと下がり、ごく僅かになってしまいます。とはいえ女性である以上、女性ホルモンは男性より多いでしょ?と、思いますよね。

ところが、男性のほうが女性ホルモンを多く持っているんです。実際にエストロゲンの量を見てみると、閉経後の女性は18pg/ml以下、男性は常に20~60pg/mlをキープしています。

確かに、歳をとってくるとオジサンなのかオバサンなのか見分けがつかない方が増えてきますが…女性として、これは少しショックです。

ちなみに男性が女性ホルモンをより多く摂取すると、体に丸みがでてきたり乳房が膨らんできたりといった、女体化現象が起こります。

性同一性障害などの方が利用したり、濃い体毛をなくす対策として取り入れている方もいるそうです。

男性も乳がんになるの?

乳がんは女性特有の病気と基本的には思われていますよね。

エストロゲンは特に乳房の細胞分裂を強烈に促す物質のため、もし乳房に悪性の細胞があった場合、エストロゲンの作用によりがん細胞をどんどん増殖させてしまい、病気が進行してしまうのです。

一方、男性はエストロゲンが少ないため乳房の細胞に悪性細胞があったとしても、どんどん増えていくようなことはありません。免疫機能で発症する前に防げる程度のものがほとんどです。

ただし、ごく稀(乳がん全体の1%以下)に男性でも乳がんを発症する場合があります。

患者は60~70歳が主で、エストロゲン量が増える疾患の場合や、家族が乳がんになっているなどのリスク因子を持っている方に可能性があるといわれており、生存率は女性の乳がんとほぼ同等です。

エストロゲンは男性にどう作用する?

エストロゲンというと、女性ホルモンだから女性にしか関係がないホルモンだと思っている人も多いですが、実はそうではありません。男性にも少しではありますが、女性ホルモンはあります。

男性の場合は、女性が年齢を重ねるとともに女性ホルモンが減少していくように、男性ホルモンが減少します。その結果として、女性ホルモンが優位になるときがあるでしょう。そうなったときに、男性でも女性のような性格になりやすいといわれています。

実は男性と女性でエストロゲンの量を比較してみると、50代になると男性のほうが分泌量はアップするのだとか。それは、男性ホルモンであるテストステロンからもエストロゲンが作られることが影響しています。なんだか不思議ですよね。

男性にはどのような効果があるのかというと、女性と変わりはありません。エストロゲンはエストロゲンでしかないので、男性に対しても女性に働きかけることと効果や仕組みは同じです。

エストロゲンを増やすためにするべきこと

エストロゲンを増やすために以下の3つに着目しましょう。

乱れているホルモンバランスを整える

ホルモンバランスを整えるためには、エストロゲンの量が必要です。イソフラボンはエストロゲンと同様の働きをしてくれる成分として有名ですよね。積極的にエストロゲンを補いましょう。

免疫力を高めておく

免疫力が高い・低いは、健康にも直結しています。何気ない不調がよく起こる人は免疫力が低くなっているかもしれません。ナチュラルキラー細胞を活性化する成分を摂取し、免疫力を高めていきましょう。

神経に対して働きかける成分を補う

神経に働きかけることができる成分は少ない中で、ストレス対策としておすすめのギャバは摂取したほうがいいでしょう。特にストレスを多く感じている人には欠かせないですし、エストロゲン減少によって崩れる自律神経を整えるためにも役立ちますね。

エストロゲンを増やすためには、ホルモンバランスを整えれば良い、と考えがちですが、実際はそれだけでは足りません。

ホルモンバランスを整えるのと同時に、免疫力を高め、神経に働きかける成分を摂取し、体全体の機能を高めるように心がけましょう。

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