健康と美を作る女性ホルモン・エストロゲンの働きを徹底解明

脳の働きを維持する

女性ホルモン・エストロゲンは様々な作用があるとお伝えしてきましたが、生きていく上で最重要な部分の1つである脳にも様々な影響を及ぼしているのです。

エストロゲンは脳にも作用する

脳の機能は主に「神経細胞」と「神経伝達物質」の働きにより成り立っているのですが、エストロゲンはこの療法に良い影響を与えている、ということが報告されています。

具体的には以下の通り。

  • 脳の中の神経の成長に関係する物質を活性化
  • 記憶の中枢である海馬の機能に影響
  • 神経伝達物質の活性化
  • 神経細胞を損傷させる物質を弱体化
  • 脳の活動を高める糖分を効率よく使えるようにする
  • 脳内の血流を増やし、神経細胞を活発化

また、脳の血流を拡張することにより脳の委縮を回復、記憶学習能力を回復させるという効果も最近発見され、話題になっています。

エストロゲンは脳の活動には欠かせないものなんですね。では、このエストロゲンの分泌ががくんと下がる更年期以降の脳はどうなってしまうんでしょうか?

女性のアルツハイマー発症率は男性の3倍

エストロゲンには神経細胞を活性化させるだけでなく、保護する役割もあるとのこと。

しかし、閉経を迎えエストロゲンが急激に減ってしまうと、手厚く保護されていた神経細胞は急に危険因子に無防備な状態で晒されることに。
このとき神経細胞に「リン酸化」という変化が起こってしまうと、細胞が変化してしまいアルツハイマー病をはじめとする認知障害を伴う疾患になる可能性が高くなってしまうのだとか。

実際、高齢で亡くなった方の脳を調べてみるとアルツハイマー病の患者さんは脳内のエストロゲン濃度が極めて低く、脳内におけるエストロゲン生成にかかわる酵素も非常に少ないことがわかったそうです。

現在、アルツハイマー症を予防するためには女性ホルモンを補充する治療(HRT)が良いというデータがあり、アルツハイマー発症遅延、認知症予防などに用いられています。
治療を始めるのは閉経後早ければ早いほうが良く、65歳を超えてから開始するのは逆効果とのこと。
治療期間が長いほど発症が減りますが、エストロゲンに長期間さらされると「エストロゲン依存症」になり、婦人科系の重篤な病気(乳がん、子宮がんなど)を発症するケースが増える可能性がある、という弊害があります。

エストロゲンは脳に良い作用がありますが、体重増加や婦人科系の病気、肝機能への影響、血管への影響など長く利用するとあまり良くない副作用が出る場合もあります。

幸い、日本人は植物性エストロゲンをたっぷり含む大豆食品を利用しやすい環境が整っています。注射や投薬でホルモンを摂取して無理やりエストロゲンを増やすのではなく、若いうちから食事内容を考え、脳の働きを自然に活性化させておくのがおススメです。

エストロゲンを増やす
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